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OCセメント共同試験

■  セメント試験技術の普及・向上のため、1948年以降現在まで「共通試料によるセメント共同試験(OCセメント共同試験)」を実施しています。

■  共同試験結果報告書には平均値と試験所間の結果のばらつきとして標準偏差が示されていますので、参加試験所は、平均値との差、標準偏差から、試験能力を確認することができます。

■  参加募集については当協会ホームページ、月刊誌「セメント・コンクリート」でご案内する予定です。

■  正しい試験結果を得るためには、定められた試験条件を守ること、試験機器の整備を行うことが必要であり、併せて操作手順に慣れることが重要です。試験結果の確認には、当協会で頒布している化学分析用水和熱測定用強さ試験用蛍光]線分析用などの各種標準物質や認証標準物質の利用をお勧めします。

セメント共同試験の概要

  試験に使用する試料は、普通ポルトランドセメント1試料です。実施する試験項目は以下のとおりです。

  • @  日本工業規格(JIS)に規定する化学分析・物理試験・水和熱試験・蛍光X線分析
  • A  セメント協会標準試験方法(JCAS)に規定する45μm網ふるいによる粉末度、エア・ジェット式ふるい装置による粉末度、遊離酸化カルシウムの分析、蛍光X線分析によるセメント中の塩素の定量方法
  • B  外国規格(米国ASTM、英国BS)による物理試験

日本工業規格(JIS)による試験結果の概要

(1)  化学分析結果

PDF  最近10年間の標準偏差の推移 PDF

(2)  物理試験結果

PDF  最近10年間の標準偏差の推移 PDF

(3)  水和熱試験結果

PDF  最近10年間の標準偏差の推移 PDF