環境大臣を表敬訪問(2024年12月26日)


セメント協会の諸橋央典会長は、12月26日、11月に再任された浅尾慶一郎環境大臣を表敬訪問し、廃棄物処理におけるセメント業界の貢献をアピールした。諸橋会長は、セメント産業がいわゆる動脈産業であるのみならず、廃棄物を処理する静脈産業であることや、能登半島地震などの災害廃棄物を始め大量の廃棄物を受入処理し、循環型社会の構築に寄与していることを説明するとともに、カーボンニュートラルに向けたセメント各社の取り組みを紹介した。これに対し、浅尾環境大臣は、セメント製造プロセスにおいて発生する二酸化炭素の削減が極めて困難である点に理解を示すとともに、諸橋会長に対し廃棄物受入処理におけるセメント業界の役割の拡大を要請した。