ホーム>JCA NEWS
JCA NEWS |
■琉球セメント・仲村氏が受賞/「安全優良職長厚生労働大臣顕彰」 | |||||
厚生労働省はこのほど,優れた技能と経験を持ち,担当する現場や部署で作業の安全を確保して優良な成績を挙げた職長を2019(令和元)年度の「安全優良職長」として顕彰した。 1998(平成10)年度から始まったこの顕彰制度は,労働災害による休業4日以上の被災者数が約12万人(2018(平成30)年度)となる中,高い安全意識を持って適切な安全指導を実践してきた優秀な職長(事業場で部下の作業員を直接指揮監督し,作業の安全確保・遂行に責任を持ち,第一線において「安全」を実現する監督者)を顕彰することにより,その職長を中心とした事業場や地域における安全活動の活性化を図ることを目的に実施している。22回目の今回は,全国から122名が安全優良職長として選ばれた。このうちセメント業界からは琉球セメント(株)屋部工場の仲村教良氏が選出・表彰された。 仲村氏は2004(平成16)年に生産課主任に昇格後は安全衛生推進者として,2009(平成21)年に生産課係長へ昇格後は統括安全衛生責任者代理として社員や協力会社などへ的確な作業指示を行い,安全を最優先とした効率的な作業が遂行できるよう日々努め,安全な職場環境の構築に貢献している。 また,入社以来培ってきた知識と経験を活かした指導力と統率力は職場内で強い信頼を得ており,実例を活用した安全教育や技能教育を実施して製造プラントの安定運転を図れるよう指導・育成を行っていることなどが厚生労働省に設置された顕彰審査委員会で評価され,今回の受賞となった。 なお,顕彰式典は,1月10日に厚生労働省講堂(東京都千代田区)で行われた。受賞後仲村氏は「賞をいただき身の引き締まる思いがいたします。これも会社の諸先輩方や同僚たちのおかげです。これからも無災害を継続するよう,しっかりと日々業務に励んでいきたいと思っています。」と語った。 仲村氏は2012(平成24)年度セメント協会安全功労者表彰も受賞している。 |
![]() 自見はなこ厚生労働大臣政務官より顕彰される仲村教良氏 ![]() 仲村教良氏(左)と自見はなこ厚生労働大臣政務官(右) |
||||