OCセメント共同試験


  セメント協会では、セメント試験技術の普及・向上のため、1948年よりセメント共同試験を実施しております。本共同試験は、試験の実施時期を定め、共通のセメント試料を用いて、日本産業規格(JIS)による試験、外国規格による試験等を実施し、各試験所の試験結果を取り纏めて報告書を発刊しております。
  毎年、国内外のセメント・コンクリート関係の試験・研究機関に多数ご参加頂いております。共通試料による共同試験への参加は、自己の試験操作や試験結果等を客観的に比較する事のできる良い機会にもなります。ふるってご参加ください。

図 報告書の一例「JIS R 5201 圧縮強さ(材齢28日)」の分布

写真 OCセメント共同試験報告書の例

名称および募集案内

2024-OCセメント共同試験         募集案内(PDF)

参加申込み

「申込み」をクリックし、必要事項をご入力ください。入力が完了しましたらご登録頂いたメールアドレスに入力情報が送信されますので内容をご確認ください。

試験結果の報告

(準備中)

参加料金

17,050円(消費税10%を含む)
※セメント協会会員会社は11,000円(消費税10%を含む)
※国外の参加料金は別途送料

スケジュール

1) 申込み締め切り日 2024年6月28日(金)
2) 参加料金振り込み期限 2024年8月31日(土)
3) 試料発送 2024年9月中旬
4) 試験開始予定日 2024年10月1日(火)
※詳細は、試料発送の際にご案内いたします。
5) 試験結果の報告 2024年12月2日(月)
6) 報告書発刊 2025年3月下旬
※参加試験所に報告書を送付いたします。

試験項目

1.JIS R 5202:2024セメントの化学分析方法 規格本体

強熱減量、不溶残分、二酸化けい素、酸化アルミニウム、酸化鉄(III)、酸化カルシウム、酸化マグネシウム、三酸化硫黄、酸化ナトリウム、酸化カリウム、酸化チタン(IV)、酸化りん(V)、酸化マンガン(II)、塩素

2.JIS R 5201:2015 セメントの物理試験方法 規格本体

密度、粉末度(比表面積試験)、粉末度(網ふるい試験)、凝結、安定性、圧縮強さ、曲げ強さ、フロー試験

3.JIS R 5201:2015 セメントの物理試験方法 規格附属書A、B、C

凝結、安定性、圧縮強さ

4.JIS R 5203:2015セメントの水和熱測定方法(溶解熱方法)

5.JIS R 5204:2024 セメントの蛍光X線分析方法

強熱減量、二酸化けい素、酸化アルミニウム 、酸化鉄(III)、 酸化カルシウム、酸化マグネシウム、三酸化硫黄、酸化ナトリウム、酸化カリウム、酸化チタン(IV)、酸化りん(V) 、酸化マンガン(II)、酸化ストロンチウム、塩素

6.セメント協会標準試験方法(JCAS)

K-02-2004    45μm網ふるいによるセメントの粉末度試験方法
K-03-2005    エア・ジェット式ふるい装置によるセメントの粉末度試験方法
I-01-1997    遊離酸化カルシウムの定量方法

7.米国試験(ASTM)

C191-13    凝結(ビカー方法)
C266-18    凝結(ギルモア方法)
C109/C109M-16a    圧縮強さ
C151/C151M-18    安定性(オートクレーブ方法)

お問合せ・申込み先

一般社団法人セメント協会
研究所 技術情報グループ OCセメント共同試験 担当

E-mail: jca_event※jcassoc.or.jp
※に@を入れてください
〒114-0003 東京都北区豊島4丁目17番33号