■JCAS I-01-1997
遊離酸化カルシウムの定量方法
■JCAS I-04:2004
セメントの水溶性成分の分析方法
■JCAS I-05:2011
蛍光Ⅹ線分析によるセメント中の塩素の定量方法
■JCAS I-14:2016
セメント製造用原料の化学分析方法
■JCAS I-01-1997
遊離酸化カルシウムの定量方法
■JCAS I-04:2004
セメントの水溶性成分の分析方法
■JCAS I-05:2011
蛍光Ⅹ線分析によるセメント中の塩素の定量方法
■JCAS I-14:2016
セメント製造用原料の化学分析方法
■JCAS I-52:2000
ICP発光分光分析及び電気加熱式原子吸光分析による
セメントの微量成分の定量方法
■JCAS I-53:2018
セメント中の微量成分の定量方法
■JCAS I-61:2008
フライアッシュのメチレンブルー吸着量試験方法
■JCAS J-02:2024
セメントの水和熱測定方法(伝導型熱量計方法)
■JCAS K-02-2004
45μm網ふるいによるセメント粉末度試験方法
■JCAS K-03-2005
エア・ジェット式ふるい装置によるセメントの粉末度試験方法
■JCAS L-01:2006
セメント系固化材による改良体の強さ試験方法
この試験方法はポルトランドセメントおよびクリンカー中の遊離酸化カルシウムをエチレングリコール法(A法)またはグリセリン-アルコール法(B法)により定量する方法です。CAJS I-01:1981ではグリセリン-アルコール法を採用していたが、遊離酸化カルシウムの溶出時間が1.5~2時間と長時間を要することから、操作時間の短縮を目的にエチレングリコール法(溶出時間5分)を検討し、採用しました。
この試験方法はセメントおよびクリンカー中の水溶性成分(Na+、K+、Ca2+、Cl-、SO42-、OH-)を振とう器を用いて水に溶出させ、各種の定量方法によりそれらを定量する方法です。
この規格における水溶性成分とは、調製方法(固液比1:10、振とう時間10分)により水に溶出した化学成分のことです。
この試験方法はセメント中の塩素を蛍光Ⅹ線分析方法により定量する方法です。本方法はガラスビード法とブリケット法の二つの方法を規定しています。しかしながら、高炉セメントはガラスビード作製の前処理の強熱操作により一部の塩素が揮散するため、ブリケット法のみ適用できます。検量線用の標準物質は各試験所で調製することになっています。
なお、セメントの品質規格のための塩素の公定法はJIS R 5202(セメントの化学分析方法)です。
この試験方法はセメントクリンカーの製造に用いる調合原料、石灰石、けい石等のけい酸質原料、粘土等のアルミノけい酸質原料、鉄原料およびキルンダストを湿式の化学分析により定量する方法です。鉄原料は鉄原料を除く原料の分解方法では分解が困難なことから、鉄原料を除く原料(第1部)および鉄原料(第2部)の二つの方法を規定しました。二つの方法は試料溶液を調製すれば、JIS R 5202(セメントの化学分析方法)に準拠した方法により各化学成分を定量することが可能です。分析項目はig.loss、SiO2、Al2O3、Fe2O3、CaO、MgO、SO3、Na2O、K2O、TiO2、P2O5およびMnOです。
この試験方法はセメント製造に用いる原料およびセメント中に存在する石英をりん酸により溶解して定量する方法です。適用範囲は岩石、粘土、その他けい酸質物質およびそれらの粉じん中の遊離石英です。なお、難溶性鉱物について補正方法が規定されています。
この試験方法は火山岩溶岩石中のガラス質部分の量およびその化学組成を定量する方法です。
火山岩溶岩石中のガラス質部分はコンクリート中でアルカリ骨材反応を起こす一因であると考えられていますが、全てのガラス質部分がアルカリ反応性であるかどうかは未知のため、他の試験方法と併せてキャラクタリゼーションを行う必要があります。
この試験方法はセメント中の微量成分を硝酸分解およびメタほう酸リチウム溶融により試料溶液を調製し、同一の試料溶液を用いてICP発光分光分析法または電気加熱式原子吸光分析法により定量する方法です。分析項目はベリリウム、バナジウム、クロム、ニッケル、銅、亜鉛、ひ素、ストロンチウム、モリブデン、カドミウムおよび鉛です。
後継規格のJCAS I-53:2018(セメント中に微量成分の定量方法)の制定に伴い、今後、JCAS I-52は廃止予定のため、JCAS I-53の「試験方法の概要」を併せてご一読下さい。
この試験方法はセメントを硝酸で加圧酸分解して調製した試料溶液、またはセメントを硝酸または塩酸で分解した後、不溶残分をアルカリ溶融することにより調製した試料溶液をICP発光分光分析法または電気加熱原子吸光分析法によりセメント中の微量成分を分析する方法です。適用微量成分はベリリウム、バナジウム、クロム、コバルト、ニッケル、銅、亜鉛、ひ素、セレン、ストロンチウム、モリブデン、銀、カドミウム、すず、アンチモン、バリウム、鉛です。
さらに、上記の方法では測定できないほう素、ふっ素、水銀および水溶性六価クロムはそれらの特性に合わせて試料溶液を調製し、分析する方法を規定しています。
この試験方法はフライアッシュへのメチレンブルーの吸着量を定量する方法です。
1995年版では「メチレンブルー吸着量の著しく多い試料は、試料量り採り量を適当に減らす。」と規定していましたが、具体的な試料の減らし方は規定していませんでした。そのため、2008年版では試料の量り採り量を減らすと分析精度が下がると判断し、試料量は一定としてメチレンブルー溶液量を増やす方法を規定しました。
この試験方法は、試料を目開き45μmの網ふるい上に入れ、圧力調整した水を噴射してふるい分ける方法です。
この試験方法は、エア・ジェット式ふるい装置を用いてふるい網上の試料を噴射する空気流によって分散し、ふるい目開きに対応してふるい分ける方法です。10、16、20および32μmの目開きのふるい網を用いて測定します。
この試験方法は、セメント系固化材による改良体の一軸圧縮強さを測定する方法です。主に、試験器具、試料の調整方法、供試体の作製方法、養生方法、一軸圧縮試験方法について規定しています。この試験方法は、改良体が締固め可能な場合に適用することとします。(締固めを伴わない改良体の一軸圧縮試験方法については、地盤工学会基準JGS0821「安定処理土の締固めをしない供試体作製方法」を参考にして下さい。)
2000年3月24日付け旧建設省(現 国土交通省)通達においては環境庁告示第46号によって六価クロム溶出試験を行うことになっています。尚、セメント協会では、セメント協会標準試験方法としてこの「セメント及びセメント系固化材を使用した改良体の六価クロム溶出試験方法」を提案しています。この溶出試験方法は、セメント及びセメント系固化材を使用した改良体(室内試験供試体を含む)の六価クロム溶出試験について規定しています。